家づくりで外構を豪華にすると固定資産税が上がるのは本当?対象となるものをご紹介!

 注文住宅を建てた場合は、所有者に「固定資産税」が課せられることをご存知でしょうか。

今まで賃貸に住んでいた方は、固定資産税という言葉は聞いたことがあるけれど、詳しい税金制度はわからないという場合が多いでしょう。

そこで今回は、固定資産税について2つのトピックをご紹介します。


□固定資産税に外構は含まれるの?対象となるものをご紹介!


固定資産税の種類は、以下の通りです。


・住宅地や田んぼ、畑などの土地

・住宅やお店などの建物

・会社が所有する建築物、飛行機などの償却資産


そのため、住宅の外構部分が建物と同様に固定資産税に含まれてしまうのか不明だという方が多いでしょう。

外構工事をすると固定資産税が高くなってしまうのではないかと疑問があるでしょうが、結論から言うと、外構工事は固定資産税に含まれません。


固定資産の評価となるものは、住宅の構造や屋根、外壁などと住宅を構成するものが多いです。

そのため、入り口に設けられる正門や庭木などの外構工事は固定資産の対象にはならないのです。

ただし、外構工事で固定資産税の対象となる建物があります。

固定資産税の対象となる建物の条件は、以下の通りです。


1.3方面以上が壁で囲われており、屋根がついているもの

2.地面に固定されており移動が難しいもの

3.居住や作業ができる状態のもの


□固定資産税はどうやって決められる?


固定資産税は注文住宅が完成した1〜3ヶ月の間に家屋調査が行われて、評価額が決定されます。

家屋調査では、住宅の構造や使われている資材、設備などが調査対象となります。

そのため、家屋調査の当日には住宅の図面や使用資材がわかる資料を用意しておくとスムーズに進められます。


そして、決められた評価額を元に固定資産税が計算されます。

固定資産税の計算方法は、標準税率が1.4%なので「固定資産税評価額×1.4%」となります。

そのため、固定資産税評価額が1000万円の場合は、14万円の固定資産税が課せられます。


ご自身の住宅の固定資産税評価額を知りたい方は「縦覧制度」を利用することで、住宅の課税明細を確認できます。

そのため、決定された評価額が適切ではないと思われた方は、再審査の申出ができます。

再審査で現在登録されている固定資産評価税が修正されます。


◻︎まとめ


今回は、固定資産税の対象となる住宅の構成について紹介し、外構工事が固定資産税に含まれないことを解説しました。

固定資産税の決定方法についてもご紹介しましたので、注文住宅をこれから建てる際にはぜひ参考にしてみてください。


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