平屋でよく使われる屋根の種類について解説します!

 平屋はデザイン性が高いものが多く、デザインや外観にこだわりたい方におすすめの住宅と言えます。

そんな平屋の外観を大きく左右するのが屋根の形状です。

屋根の形状にはさまざまな種類がありますが、それぞれ与える印象が異なるのです。

今回は平屋でよく使われる屋根の形状と片流れ屋根についてご紹介します。


□平屋でよく使われる屋根の形状をご紹介!


1.片流れ屋根

片流れ屋根は1枚の大きな屋根がどちらか一方に傾くように設置された屋根のことです。

屋根が傾いているため雨漏りしにくいといった特徴があります。


2.切妻(きりづま)屋根

切妻屋根は三角屋根と呼ばれることもある屋根です。

多くの住宅で採用されている屋根であり、効率的な施工が行えます。

また、ロフトを設置しやすいといったメリットもあります。


3.寄棟(よせむね)屋根

寄棟屋根は切妻屋根に面を2つ加え、合計4つの面がある屋根のことです。

広く普及している屋根であり、4つの面の屋根が屋根の頂点に集まることから寄棟という名前がついています。


4.招き屋根(差し掛け屋根)

招き屋根は屋根の左右で高さに差をつけて段違いに設置する屋根のことです。

招き猫の前足のように見えることから招き屋根と名付けられました。


独特な形状のため、耐風性に優れ、屋根裏に大きなスペースを確保できることがメリットです。


5.陸(ろく)屋根

陸屋根は勾配がなく、平らな屋上ができる屋根のことです。

広い屋上を確保でき、スタイリッシュな外観に仕上がることがメリットです。


□寄棟屋根のメリットとは?


安定した形状を持ち、多くの建物に採用されている寄棟屋根は、たくさんのメリットがあります。

この項では、3つ紹介します。


1つ目は、耐久性が高いことです。

4方向に屋根があることにより、風雨や雪の影響も分散されるため、雨樋に雪がたまるリスクや葺き返しの被害を少なくできます。


2つ目は、景観の良さです。

この形状は、昔からの和風建築によく用いられており、どっしりとした落ち着いた雰囲気を出すことができます。


3つ目は、建てる向きや高さの制限が少ないことです。

4方向に屋根が向いており、どこからみてもバランスが良いため、建物の向きの制限がありません。

また、全方向に傾斜があるため、周りの日当たりを比較的邪魔しづらく、高さ制限のある立地でも有利です。


このように、耐久性や日本建築の良さを引き出すためにも、当社では特に寄棟屋根で軒のある家をお勧めしています。


□まとめ


今回は平屋でよく使われる屋根の形状と片流れ屋根についてご紹介しました。

平屋ではさまざまな種類の屋根を採用できますが、片流れ屋根の人気が高くなっています。

片流れ屋根はスタイリッシュな雰囲気になり、コストも比較的抑えられるため人気の屋根です。

家づくりでお困りの際は、お気軽に当社にご相談ください。


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