家づくりの資金計画の考え方をご紹介します!

 新築の一戸建て住宅に住むことに憧れる人も多いでしょう。


しかしながら、注文住宅を購入するには前もってまとまった資金を用意する必要があります。

今回は理想のマイホームづくりのために必要な、資金計画の仕方を紹介します。


□家づくりの資金計画のプロセスについて


注文住宅を購入する際の資金計画は3つの方向性で決まります。


1.頭金を決める

頭金とは注文住宅を購入する際の一部を自己資金で支払う資金のことです。

一般的に頭金は住宅全体の費用の20パーセント以上が望ましいとされています。


頭金が多いほど住宅ローンの支払いが早く完済できます。

実際に住み始めてからも多くの費用がかかるため、全ての預金を使うことは望ましくありません。


2.住宅ローンの利用額を決める

住宅ローンを借りる際に気を付けるポイントは「無理なく返済できる金額」「借りることのできる金額」の2つの金額について検討することです。


・無理なく返済できる金額

返済金額を決めやすい方法として、現在支払いのある家賃や管理費、駐車場代を基に月々の支払い金額を決めましょう。

現在の固定費に加えて数万円なら支払えるといったシミュレーションを行うことが大切です。


・借りられる金銭

金融機関で借りられる住宅ローンは年収の6倍から7倍が上限と決められています。

勤務先、雇用形態、勤続年数、年齢などの指標によって返済能力の判断材料とされ、住宅ローンの上限額が変動します。


より正確に借入金額を割り出すには、返済負担率を調べると良いでしょう。

返済負担率は年間返済額を年収の100倍で割ったもので、25パーセント以下に抑えると返済に余裕があります。


例を挙げると、年収600万円、年間の返済が132万円だとすると、返済負担率は22パーセントとなります。


3.自分のライフプランに応じて住宅ローンを決める

住宅ローンにも様々な種類がありますが、主に決めることは返済期間と金利です。

返済期間の上限は最長35年で、80歳までに完済しなければなりません。

金利は時期によって変動する変動金利と完済まで一律の固定金利があります。


□資金計画の考え方をご紹介!


資金計画の考え方としては2パターンあり、どちらも一長一短のメリットとデメリットがあります。


1.建てたい家の総額を知った上で資金計画を行う

ライフスタイルに応じた家づくりを中心に考えるため、理想の家づくりは行いやすいが、見積もりが立てにくいという点が挙げられます。


2.予算を決めてその範囲内で資金計画を行う

予算を中心に考えた家づくりのため、建てる家の自由度は下がりますが、住宅ローンの返済は余裕をもって行いやすいのです。


□まとめ


資金計画は家づくりを失敗しないためにも重要な要素になります。

そのため、入念に計画を練ることで無理のない資金調達をしましょう。

自分や家族のライフスタイルに応じた、住宅ローンを組むことで安定した新居生活を送っていけるでしょう。

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