国産木材と外国産木材の違いとは?両者の特徴を解説します!

 住宅の建設に使用される木材には国産木材と外国産木材の2種類があります。

名前の通り、国産木材は国内で育成され伐採された木材を指します。

また、外国産木材は海外で育成され、日本に輸入された木材を指します。

では、両者に違いはあるのでしょうか。

今回は国産木材と外国産木材の違い、国産木材で家を建てるメリットについてご紹介します。


□国産木材と外国産木材の違いとは?


国産木材は流通量が限られており、思うように入手するのが難しいという特徴があります。

一方で、外国産木材は太くて大きいものが採れ、入手しやすいのです。

また、外国産木材は育ちが良すぎるものが多く、年齢が高いという問題があります。

年齢が高いと乾燥によって変形しやすくなってしまうのです。


外国産木材に比べると、国産木材は径が大きい原木が少なく、寸法足らずになってしまうケースがあります。

そのため、商品化までに多くの時間とコストが必要になるのです。


しかし、国産木材は日本の気候の中で育てられたために、建材としても風土に合っています。

外国産木材の中にも腐食に強いものもありますが、欧州の木材は日本の気候では腐りやすく、シロアリにも弱くなります。

このように耐久性にも大きな違いがあるのです。

これらを確認した上で、木材を選びましょう。


□国産木材で家を建てるメリットをご紹介!


1つ目は日本の森林を守ることにつながることです。

国産木材を使うと、日本の森林を管理することにつながります。

適正に管理された森林は、木が育ちやすい環境となり、自然災害にも強くなります。

国産木材を使うことで、その地域に住む人々の安全を守ることにもつながるのです。


2つ目は、外国産木材は輸送に時間がかかるためダメージを受ける可能性があることです。

海外から輸入される木材は何時間もかけて日本に輸入されます。

そのため、輸送中に衝撃を受けたりすることでダメージを受ける可能性があります。

また、腐食しないように強力な消毒を行うこともあります。


3つ目は外来種のシロアリを持ち込むことがないことです。

外国産木材を輸入するリスクの1つに、外来種の持ち込みが挙げられます。

しっかりと消毒されているため全ての木材に外来種が潜んでいるわけではありませんが、1つのリスクとして考えると良いでしょう。


□まとめ


今回は国産木材と外国産木材の違い、国産木材で家を建てるメリットについてご紹介しました。

国産木材と外国産木材の違いは、年齢や耐久性にあります。

国産木材を使った住宅を建設することで、日本の森林を守れるのです。

国産木材にこだわった住宅をお探しの方は、お気軽に当社にご相談ください。

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