家づくりで重要な水回りの位置を決めるポイントをご紹介します!

 家の水回りの配置は、決めるのに時間がかかります。

一方で、配置によっては、家事が効率的にできるメリットもあります。

そこで今回は、家の水回りの配置を決めるポイントを間取り例とともにご紹介します。

ぜひ家の水回りの配置を決める際の参考にしてください。


□家づくりで重要な水回りの位置を考慮した間取りについて


1つ目は、水回りを回遊する間取りです。

トイレ、干し場、洗濯室、キッチンは行き止まりなしで、移動できます。

トイレ掃除や洗濯、調理など別々の作業でも、同時に行う場合もあるため、便利な間取りであると言えるでしょう。

回遊する間取りは、移動の時間や歩数を減らし、家事のストレスを減らします。


2つ目は、脱衣所を広めにした間取りです。

1つ目の間取り同様、回遊できる間取りですが、今回は、洗濯の動線を大きくしたパターンです。

脱衣所を広くし、洗濯の一連の動作を一貫して行えます。

また、洗面スペースは別室にすることで、複数人が同じタイミングで洗面スペースと脱衣所を利用できます。


3つ目は、洗濯におけるストレスフリーな間取りです。

2つ目と同様に洗濯室に重きを置いた間取りです。

ウォークインクローゼットは洗濯機が置けるように調整されています。


1つの部屋で洗濯物を洗って、干して、たたんで、しまうという一連の作業を完了できます。

また、洗濯室とキッチンが近いため、調理している際に、同時に洗濯物の作業もでき、家事の負担が減るでしょう。


4つ目は、帰宅と同時に入浴できる間取りです。

玄関から洗面所、トイレ、洗濯室、お風呂場までの道のりが一直線になっています。

お子様がいるご家庭で、お子様が帰宅後にリビングを通らずにお風呂場に直接行けるため、リビングも汚れず安心できます。

子育て世代に最適な間取りと言えるでしょう。


5つ目は、部屋干しの間取りです。

お風呂、脱衣所、キッチンの水回りを近くに配置しながらも、あえて部屋干しスペースとなるユーティリティを離して設計されている間取りです。


間取りを検討する際は、水回りのみならず、日当たりについても頭に入れなければなりません。

日当たりの悪い場所で洗濯物を干しても、生乾きになり臭いの原因になります。

日当たりの良い場所で干せば、早く乾く上に臭いも防げます。


□2階に水回りの設備を設置する際の注意点とは?


*2階に設置するメリット


メリットは、「生活空間を外部から隠せる」、「洗濯した洗い物を持って階段を上らずにすむ」などがあります。

また、風通しがいいため、湿気がこもりにくくなり、カビが生えにくいこともメリットの一つです。


*2階に設置するデメリット


デメリットは、2階にお風呂を設置していた場合、水漏れや耐震性のリスクがあります。

特に木造住宅のケースでは、建築会社の方とよく相談するようにしましょう。

また、将来、高齢になった時の階段の上り下りがしんどくなることもあります。


□まとめ


今回は、家の水回りの配置を決める際のポイントについて、間取り例も交えて紹介しました。

水回りの配置の仕方は、工夫によっては日々の生活をより快適にしてくれます。

当社では、お子様のいるご家庭や、老後も安心して住んでいただける住まいを提供いたします。

注文住宅をご検討の方は、ぜひ当社までご相談ください。

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